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今日の一言
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永遠の別れ
2002/02/03(Sun)
今日、私にとって大事な大事な一つの命と、永遠の別れをしました。私が小学2年生になってすぐ頃に拾ってきた猫、我が家のミーコが動かなくなってしまいました。私が起きたときには、もうすでに硬くなっていました。16年近くも共に生きてきた猫です。あと1か月もすれば、私はこの家を出て、一人暮らしを始めます。私がこの家を旅立つのに合わせて、ミーコまで逝ってしまったようです。16年もよく頑張って生きてくれたものです。ありがとう。
最近、急に身体が軽くなってきていて、家族と「この冬を越えられないかも…」なんて話していたのですが、本当に死んでしまうとは…いつもと変わらないように生活してたのになぁ。動けなくなって…それで息を引き取るなら、別れの言い様もあるけど、つい先日まで普通に生活していたのに、ある日、起きたら死んでいるなんて…別れの言い様もないじゃん。でも、たぶんもう寿命だったんだろうね、苦しむこともなく生を全うできたみたいだから、良かった。
ミーコは、我が家の庭にある、いつも昼寝をしていた場所で死んでいったらしい。よく、ネコは死ぬ前になるとどこかへ行ってしまうと言うけれど、ミーコは、昨日からずっと外でウロウロしていて、家の中に入ることはなかったけど、どこへ行く訳でもなく…いつも昼寝をしていた場所を死に場所と決めていたのではないかという感じです。最後まで世話させてくれるということは、私たち家族にとって嬉しいことですね。明後日、火葬してもらう予定です。安らかに眠っておくれ、ミーコ。
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ミーコ
2002/02/05(Tue)
今日は予定通り、動かなくなったミーコを連れて、火葬場へ行ってきました。ダンボール箱に入れて、好きだったエサも一緒に入れて…動かなくなってもう二日も経つのに、未だに生きているかのようにキレイな身体で…でも、もう硬くなっていて、動くことはありません。
火葬場は、とても静かなところでした。ペットの火葬を受け付けているところがあって、そこで名前と住所を書き、指定された場所にミーコとエサの入ったダンボール箱を置いて…それで終わり。係員の人は「午後からまとめて焼きますからね」と言っていました。手続きも、最後にダンボールを運んで置くのも、私にさせてもらえました。生まれたばかりで今にも死んでしまいそうだったミーコに出遭い…苦労しながらも育ててきて、いつの間にか立派なネコになっていて、気づけば15年と10か月の月日が経っていました。最後まで見届けることができて、ホントに良かったです。
ミーコは、私が拾ってきたネコなので、家族の中でも私のネコということになっていたのですが、主に世話をしていたのは母でした。火葬場からの帰り道、車の中で母とミーコのことを話し合いました。母は、ミーコが動かなくなった日の夜、ミーコが鳴く声が聞こえた気がして目が覚めて、それから眠れなくなってしまったと言っていました。私が「16年も生きたし、悲しいというよりは、よくこれだけ生きてくれたっていう方が大きいよね」と言うと、「そんなことないよ!悲しいよぉ。」と返ってきました。母にとってもショックだったようですね…。
私は、ミーコの写真をたくさん撮りました。別にこの別れを意識して撮っていたとかではなく、余ったフィルムを使うためにミーコを撮っていたというだけですが…庭でミーコを追いかけながら、いろいろな表情を撮りました。物に飛びかかるミーコも、寝ているミーコも、ボーっとしているミーコも、池の水を飲んでいるミーコも…今となって、撮っていて良かったなと思います。
ミーコのエサ…「最近、新しい袋を開けたばかりで、まだいっぱい残っているのに…」と母が言っていました。みんな、まだまだ生きてくれると思っていたのでしょうね。何も食べなくなったという話を聞いて、祖母は「病院に連れていった方が良い」と言っていたそうなのですが、そんなかわいそうなことはできません。もう16年近くも生きているのです。十分に生きてくれたと思います。これ以上、無理に生きてもらう必要なんてありません。今さら何をしようが、数日生き長らえるだけでしょうし、苦しまずに生を全うできれば、それこそ幸せでしょうし…自然に逝かせてあげる方が、ミーコにとっても、私たちにとっても、良いのではないかと思います。
ミーコがいなくなってしまったことは悲しいけれど、悔いは何もありません。たくさん可愛がりましたし、たくさん思い出は残っていますし、最後まで見届けることはできましたし…後は、ミーコが安かに眠れるように祈るばかりです。
今まで、最後のお別れをしたときにも涙は出てこなかったのに、この日記を書いていると、涙がボロボロと流れてきました。ミーコ…ありがとう。そして、さようなら。
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試写会
2002/02/06(Wed)
今日は友達と映画『ソウル』の試写会へ行ってきました。試写会というものには初めて行った訳ですが、開場前から行列ができていたので驚きました。すでに入場券は手元にある訳で、先着順で見れるかどうかが決まるということもないのに…並んでまで良い席で見たいということでしょうか? この寒いのに頑張りますね…と言いつつ、自分も開場30分くらい前から並んでいたのですけど(汗)。
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物乞い?
2002/02/11(Mon)
今日は地元の駅で見知らぬオジサンに話しかけられました。ホームレスと思しき風貌をしている方でした。「何の用だろう?」と思い、一応は話を聞いてみたのですが、「○○から来たんだけど、面接で断られちゃって、帰れなくなっちゃったんだけど、1000円あれば帰れるから…」とのこと。
誰がどう見ても面接に行くときの格好ではありませんし、帰りの交通費も持たずに数十キロも離れた街まで面接に来るとは思えませんし…駅交番へ行ってみるように勧めても、「ダメだった」との返答。電車の時間も迫っていたので、駅交番か駅係員に事情を話すように言って去ってきましたが…物乞いだろうと思ったのですが、ホントに困っているならいけないと思って真面目に受け答えしたという感じです。よく分かりません。
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勉強の夢
2002/02/12(Tue)
今日はうなされながら寝ていました。イヤな夢…というべきものかどうかは分かりませんが、勉強のことが頭の中を巡っていて、うなされていた気がします。大学受験のときも、化学の構造式が頭の中に次々と浮かんできて、うなされていた時期がありましたが…。
私の記憶が確かなら、人間は寝ているときに頭の中の情報を整理する…ということがあったはずなので、この勉強の夢は、その整理している証拠なのでは…?なんて思ってみたりしました。実際のところは分かりませんけど。
とりあえず、最近は国家試験に向けて短期集中で勉強しているので、頭の中が混乱しているのか、もしくは国家試験が不安でかなりストレスを感じているのか…という感じでしょうか。私も意外にデリケートなのかもしれませんね(笑)。
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電車の中
2002/02/13(Wed)
電車に乗っていると、ときどき妙なことを発見することがある。今日はちょうど正午頃に電車に乗ったのだが、隣に座っていたオバサンはサンドイッチを食べていた。昼食なのでしょう。オバサンだから恥ずかしいとかもないのだろうと思い、さほど気に止めずにいたら、今度は立ったままコンビニ弁当を食べているオジサンを発見…素晴らしい(?)。
また、今日は車椅子に乗った人を電車に乗せるところに遭遇したが、予想外にスムーズだったので驚いた。駅係員も車椅子の扱いに慣れているようで…素晴らしい。
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久々の緊張
2002/02/14(Thu)
今日は就職先の健康診断&オリエンテーションがあった。3日間くらいに分けて実施されているらしいけど、今日はほとんど他校からの就職者ばかりだった。中には男性もいた。一人だけだったけど…。少しだけ話してみたけど、どうやらボチボチ年上のようでした。ちょっと付き合いにくいかも…。
久々にスーツを着て就職先に行ったので緊張しました。実習生でお世話になっているときは、医療スタッフの一員みたいな心持ちだったのに、いつの間にか違ってきている。まだ新人にもなれていないけど、新人ナースは実習生より肩身が狭いのかもしれない…。
国家試験の受験票が届きました。あと10日…頑張りましょう。
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車ゲット
2002/02/15(Fri)
今日は車を受け取る日…ついに車をゲットした。私をよく知る人は、真っ黒な車を買ったのだろうと思うかもしれないけど、外装は真っ白。中のシートなどは黒だけど。クリーム色でもなく、本当に真っ白なので、母も驚いていた。とりあえず、汚れが目立ちそうだ…。
保険などの手続きが終わると、すぐにガソリンを入れ、2時間ほど走りまわってみた。最初は車両感覚も分からなくて、ビクビク走っていたけど、すぐに慣れた。
10kmくらい離れたところまで行って、カーナビに自宅までガイドしてもらいながら帰ってきてみたけど、音声ガイドはかなり便利だと思った。ただ、一度だけ「こんなところで曲がるの?」ということがあったから、無視して直進してみたら、すぐに違うルートを検索して、新たなルートでのガイドを始めてくれた。すごい。
ドライブに行きたいなぁ。
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おいおい…
2002/02/16(Sat)
今日はまだ日が昇る前に起きて、国家試験の会場となる大学を下見してきた。起きた時間と言い、乗った電車の時間と言い、病棟実習に追われていた頃と同じ条件だった。ちょっと懐かしい。
試験会場は何とも辺鄙なところにあった。地下鉄道で行ったはずなのに、いつの間にか高架鉄道になっていたし…。地下鉄の駅が高架上にあるとは…全くもって奇妙だ。気になることは辞書で調べる主義なので、とりあえず「地下鉄」を調べてみると、「地下にトンネルを掘って敷設した鉄道」だそうな。なるほど…やっぱりおかしい。
…と、そんなことはどうでも良いけど、真面目に納得がいかないのは試験会場の選択…受験者留意事項という紙には「定期バスは1台だけですから受験生はできる限り各自で交通手段を確保するようにお願いします」と書いてある。5500人以上が受験するのだぞ?…例えば、バス1台に50人が乗れたとしても、バスが110台は必要になるし、バスがないならタクシーということになるだろうが、タクシー1台に4人ほど乗ったとして、タクシーが1300台は必要になる…なぜ電車で行けるところを会場にしないのだ? まったく…。試験当日は、無事に辿り着き、そして帰れるのか?…ちょっと不安。
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大丈夫かな?
2002/02/17(Sun)
前々から買い替えたいと思っていた腕時計…ついに新しいものを買ってきた。今まで使っていた腕時計は、ホームステイに行く前に、壊れたり盗られたりしても良いようにと思って、2000円くらいで買ってきたものだった。安かった割には使いやすく、デザインも良い感じだったから、今まで愛用していたのだけど、今にもベルトが切れそうで…買い替えに至った。
実は、正月にも新しい腕時計を購入した。1000円という安さに惹かれ、「1000円だから、しばらく使えたら良いし…」なんて考えて買ったのに、1日として使うことができなかった。…と言うのも、時間のズレ方が半端ではないのだ。数時間が経過すると、1時間ほど遅れている…「あれ? 時間を合わせるときに1時間、間違えたのかな?」と思い、修正してみるものの、再び数時間が経過すると、2時間ほど遅れている…「ダメだ、こりゃ」と言うことで、すぐにサヨナラ。安いのには訳がある…という感じかな。ちなみに、今回は1980円だった…これは大丈夫かな?
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